「実機が打てるオンラインパチンコ」は、その要素だけを見ても価値がある。どこにいても24時間実機が打てるってのはかなり魅力的だ。
オンラインカジノで遊べるオンラインパチンコのなかには、「オンラインカジノオリジナルのパチンコ」を提供しているものが多いけど、昔からのパチンコファンのあたしからするとちょっと物足りなさがあるのも事実よね。
オンラインカジノには入金不要ボーナスという、アカウントを登録したりボーナスクーポンを入力しただけでもらえる「無料で遊べるボーナス」が用意されているんだけど、この入金不要ボーナスも「実機が打てるオンラインパチンコ」のように、その要素自体に価値がある。
となれば、「実機で打てるオンラインパチンコの入金不要ボーナスが充実していて、しかも、そのボーナスで実機が遊べる」なら、それは相乗効果でかなり価値があるオンラインパチンコのオンカジってことになるよね。
そこで、今回は実機が打てるオンラインパチンコを紹介しながら、そのオンラインパチンコの入金不要ボーナスで実機が打てるかどうかを検証しながら、それぞれのオンラインパチンコをあたしなりに評価していけたらと思うよ。
実機が打てるオンラインパチンコ3選
まずは、実機が打てるオンラインパチンコをザっと3つほど見繕うことにしようか。今回検証するのは、以下のオンラインパチンコになる。
- ガチPACHIランド
- 新クイーンカジノ(シン・クイーンカジノ)
- k8
これらのオンラインパチンコは、ただオンラインパチンコやオンラインスロットが打てるというだけではなくて、「実機が打てる」ということで話題の代表的なオンラインパチンコの3選となっている。
問題はこれらのオンラインパチンコの入金不要ボーナスが、パチンコでも使えるのかどうか、ということになる。
もちろん、入金不要ボーナスで遊べなくても、実費で実機を遊ぶくらいの金銭と精神の余裕はあたしにもあるし、ほんとは「実機でオンラインパチンコが遊べる」ってだけでも評価していいくらいだ。
だけど、今回は心を鬼にして「入金不要ボーナスで遊べるかどうか」を絶対の価値基準として採用して、厳しく評価していくよ。
入金不要ボーナスの禁止ゲームについて
オンラインカジノの入金不要ボーナスのサービスには「禁止ゲーム(ボーナスを使って遊べないゲーム)」という要素があって、この要素が「パチンコ」に該当していて、ボーナスで遊べない場合がある。
入金不要ボーナスがもらえるなら「実機で遊べるかどうか」を検証する必要なんてないんじゃないの?と思う人もいるかもしれない。けど、それをする必要があるのはこの「禁止ゲーム」が設定されてるからなんだ。
オンラインパチンコ自体が、オンカジのなかではマイナーだし最近のものだから、意外と入金不要ボーナスがオンラインパチンコには対応していないことのほうが多いのが現状。実機となるとなおさら。
入金不要ボーナスで遊べるのは基本的には「オンラインスロット」であることがほとんどなんだけど、オンカジによっては「オンカジオリジナルのスロットで、特定の機種だけ」に限定されていることもけっこうある。
入金不要ボーナスの価値基準は「何で遊べるか?」も重要な要素で、本来であればルーレットやバカラみたいな「ライブカジノ」で遊べることなんかが基本的な評価軸になっている。
だけど、今回はパチンカス特化ということで「オンラインパチンコで使えるかどうか?」だけが入金不要ボーナスの価値を判断するための何よりも重要な、特殊な基準になるってワケ。
ガチPACHIランドには入金不要ボーナスがない
まず、「実機で遊べるオンラインパチンコ」のなかで、機種においては評価が高いガチPACHIランドだが、結論から言うと、なんとガチPACHIランドには入金不要ボーナス自体がない。
となると、今回の評価軸だと「評価できない」という厳しい結果にならざるをえない。
ガチPACHIランドは「実機で打てるオンラインパチンコ」という要素に特化したオンカジであるから、「オンラインカジノの常識」みたいなものが度外視されている可能性があるね。
仮想通貨特化型のオンラインカジノなんかも入金不要ボーナス自体がないことが多いのを考えると、「何かに特化しているオンカジ」という特徴が「入金不要ボーナスがもらえない」に直結しているのかもしれないな。
というわけで、「ガチPACHIランドで実機を打ちたいなら、入金をして自分のお金で遊んでくださいね」ってところだ。
ガチPACHIランドはもう打てない実機が打てる
ガチPACHIランドは入金不要ボーナスで遊ぶことはできないけれど、「もう遊べなくなった実機」が打てたりすることはやはりオンラインパチンコとしては魅力的だ。
今回は「入金不要ボーナスで遊べるかどうか」が評価軸だけど、せっかくなので、その評価軸ではなくて、「実機で遊べるオンラインパチンコ」としてのガチPACHIランドについても軽く触れておきたい。
ガチPACHIランドの最大の魅力はなんといっても「爆裂機」と言われた、往年の4号機から5号機の人気機種で打つことができる(しかも、賭けることができる)というところに尽きる。
吉宗や北斗、ミリオンゴッドなど、当時の4号機、5号機時代のファンからすると、名前を見るだけで脳汁が出るような実機のラインナップは、それ自体に多大な価値があると言っていいと思う。
だからこそ、「入金不要ボーナス」で遊べたならば、「鬼に金棒」であったわけで、つくづく残念ではある。
でもガチPACHIランドはまだ新規のオンカジだから、今後、入金不要ボーナスが導入される可能性がゼロではない。今後の動向に注目したいオンラインパチンコだね。
新クイーンカジノには入金不要ボーナスがある
続いての新クイーンカジノ(シン・クイーンカジノ)には入金不要ボーナスがある。だけど、その入金不要ボーナスでパチンコを遊ぶことはできないようだ。
評価としては「惜しい!」といったところだろうか。
ちなみに、新クイーンカジノの入金不要ボーナスのボーナス内容は「45ドル」で、出金条件は「30倍」に設定されている。また、ボーナス勝利金の出金のためには「最低45ドルの入金実績」も必要だ。
この「30倍」という出金条件と「最低45ドルの入金実績」という要素を見ると、逆に「入金不要ボーナスで遊べなくてよかったかもしれない」という「高評価」の判断も導き出されてくる。
あたしは「入金不要ボーナスは、もらえるならなんでもいい」というタイプではなくて、「ボーナス内容と出金条件のバランス、および入金実績の設定」の組み合わせで評価をくだしていくタイプだ。
新クイーンカジノの「30倍」という出金条件と「45ドルもらえるけど、結局最低でも45ドル入金する必要がある」という設定は、正直かなり厳しい。
オンカジにおいては「入金不要ボーナスをもらって遊ぶ」というのは義務ではなくて、「入金不要ボーナスをもらわずに、はじめから入金して遊ぶ」という選択肢もあり、それは登録者の裁量に任せられている。
というわけで、「どうせ45ドルの入金は必須なのだから、新クイーンカジノを実機で打つ予定なら、はじめから入金して実機で遊んだほうが手っ取り早いんじゃない?」というのが、結論になるね。
新クイーンカジノの充実した実機オンラインパチンコ
新クイーンカジノは「実機で打てるオンラインパチンコのためにリニューアルした」といっても過言ではないくらいに、実機のオンラインパチンコに力を入れている。
仮に入金不要ボーナスで実機を打てたとしても最初から入金して実機を打つのと実質変わらないのが新クイーンカジノの特徴であるから、残されるのは「実機で打てるオンラインパチンコが充実している」という要素だけになり、これはやはり魅力的だとあたしには感じられる。
海物語やエヴァンゲリオン、とある科学の超電磁砲、アクエリオン、北斗無双などの人気パチンコを、24時間オンラインで打つことができるという新クイーンカジノの価値は「入金不要ボーナスが使えない」というデメリットでは揺るがないものがあるといえる。
こちらもまた、リニューアルオープンしたばかりのオンカジであるから、今後は入金不要ボーナスが使えるようになる可能性がある。
もし入金不要ボーナスで実機のオンラインパチンコが打てる日が来るならば、そのときは出金条件や入金実績の設定が今より緩くなって改善していれば、と願うばかりだ。
K8の入金不要ボーナスはスロットでしか使えない
K8の入金不要ボーナスは、「オンラインカジノオリジナルのオンラインビデオスロット」でしか使うことができない。
「オリジナルビデオスロットに限定された入金不要ボーナス」というのは、オンカジの入金不要ボーナスの「あるある」だから、評価としては「つくづく残念」といったところ。
なお、K8の入金不要ボーナスはあたしが確認している限りでは、「5ドルのボーナス内容」で「0.001BTC相当」、入金実績は不要という設定になっているから、これでもし実機のオンラインパチンコが遊べたならばかなりいい設定だったかもしれない。
K8の入金不要ボーナスについてはまだ流動的で確定していない部分が多く、コロコロと突然の変更などがある状態でもあるため、「ひとまず保留」というのが、結論といえば結論になるかもしれない。
実機は充実しているが日本語対応が微妙なK8
ちなみにK8の特徴としては、「日本語が壊れている」というデメリットがあることは指摘しておきたい。
実機でオンラインパチンコを遊べること自体には魅力があるし機種もそれなりに充実しているものの、「出金」などの段階でトラブルが発生した場合にトラブル解決が難しくなる可能性があるということは、おさえておかなければならない。
先に紹介した二つのオンラインパチンコは「日本人がパチンコを愛している」ということを知ったうえで実機のオンラインパチンコを導入しているためか、日本語対応なども充実していて、その点は安心だ。
K8に関しては、入金不要ボーナスについての説明も「翻訳ソフト」を通した日本語で記述されているために解読が難しい。
仮に疑問点などが発生してライブチャットのやり取りをしても「日本語翻訳ソフト」を通しての回答になるため、「英語」や「中国語」などができないと、後々のストレスが大きくなることが予想される。
オンラインパチンコに限らず、パチンコにおいて最も重要なのは「ストレスフリー」であること、「快適さ」じゃないだろうか。
今回は「入金不要ボーナスが使えるかどうか」にポイントを置いているけど、K8が仮に入金不要ボーナスが使えたとしても、最終的には「快適さという点ではあまり感心しない」という結果になっていただろう。
実機オンラインパチンコと入金不要ボーナスまとめ
- ガチPACHIランドは入金不要ボーナスがない
- 新クイーンカジノとK8は入金不要ボーナスがパチンコに使えない
- 流動的な状態なので今後の動向に注目が必要
実機で打てるオンラインパチンコと、入金不要ボーナスの現在についてのまとめとしては、こんな感じになるだろうね。
あたしの総括としては「いまのところ、実機で打てるオンラインパチンコと入金不要ボーナスの相性は悪い」といったところだ。
実機でオンラインパチンコが打てる、というニーズにオンカジが応えはじめたのが最近であることと、オンカジのメインがあくまでライブカジノやオリジナルのスロットであるという事情がある以上、こういった現状になるのは仕方がないことだとあたしには感じられる。
そもそも、パチンコっていうのは身銭を切って打つものだ。自分の金を払うからこそ射幸心も起こるし、勝ったときの喜びも負けたときのくやしさも大きい。それこそが実機パチンコの魅力だとあたしは思う。
入金不要ボーナスでパチンコが打てないことはもちろん残念ではあるのだけど、パチンコの本来の楽しみ方を考えると、それが「普通」であり「基本」でもあるともいえるんじゃないかな。