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オンラインパチンコとネットパチンコの仕組みから見えてくる日本の業界の根本的歪み

オンラインパチンコから見えてくる日本のパチンコ業界の根本的歪み

パチンコ業界は、業界全体の低迷が続いているのに本当にやらなければならないことにはなかなか手をつけていない、という失策が多い。

たとえば、パチンコ業界が「ネットパチンコ」に真剣に取り組めなかったのは完全に手落ちであると思う。

現在、競馬や競輪などの公営ギャンブルにおいて「オンラインで賭けられる」というのは基本中の基本となっているのだが、パチンコ業界はこの「オンラインで賭けられる」ということに、しっかりと手をつけることができていない。

かつて、アミューズ運営が「遠隔操作で実機が打てるネットパチンコ」というサービスを提供した歴史こそあるものの、これは2019年にサービスが終了していて、その後、パチンコ業界にネットパチンコに関する動きはなかった。

その結果、「ネットパチンコ」の可能性の開拓と定着よりも先に、「オンラインカジノで実機のパチンコが打てる」という「オンラインパチンコ」に先手を打たれてしまった。

「オンラインで発生したかもしれない顧客」と、その利ザヤをすべてオンラインカジノに奪われてしまっているのが、パチンコ業界の現状だろう。

なお、あたしが使っている「ネットパチンコ」という単語は、「もし日本のパチンコ業界がインターネットでパチンコが打てる未来を作っていた場合にあったかもしれないパチンコ」を指す言葉であり、「実在しないユートピアパチンコ」を意味している造語だ。

そして、「オンラインパチンコ」は「オンカジで打つことができるパチンコ」であり、こちらは「実在するパチンコ」である。

それぞれの単語の定義を理解してもらったうえで、今回は、日本のパチンコ業界がインターネット展開で遅れをとってしまった理由や、オンラインパチンコの仕組みとその違法性などについて解説していけたらと思う。

三店方式が日本のネットパチンコの可能性を閉ざした

三店方式が日本のネットパチンコの可能性を閉ざした

日本のパチンコ業界が「ネットパチンコ」という未来を切り開けなかった理由としては、そもそもパチンコが「三店方式」という面倒な仕組みを採用しているから、ということが考えられるだろう。

そして、パチンコ業界が「三店方式」をとっている限り、パチンコ業界に「ネットパチンコ」の領域が開かれる希望はかなり薄いだろう、というのがあたしの見立てである。

当たり前のように「合法」でパチンコを遊んでいるとついつい忘れがちなことだが、実はパチンコというのは、競馬や競輪といった「公営ギャンブル」のような「国家に許可されたギャンブル」ではない。

というより、パチンコは法律上は「ギャンブル」ですらなく「遊戯」であり、ジャンルとしては「ゲームセンターのゲーム」などと同じであって、そこにもし換金という行為が発生した場合は「違法」となる。

この「違法性」を回避して「遊戯でありながらの換金」という不可能を可能にしたシステムこそが、言わずとしれたパチンコの「三店方式」だ。

三店方式というパチンコ玉を現金化するための苦肉の策

三店方式とはパチンコの客が、パチンコ店、換金所、問屋の三つの業者に「特殊景品」を経由させることで、獲得したパチンコ玉を最終的に現金に換えることを可能にした循環システムだ。

パチンコ店は、パチンコの客とは「景品」を交換することしかできず、「パチンコ玉」と「現金」を交換することは違法であり、できない。

そこで編み出されたのが「特殊景品」であり、この「特殊景品」を「パチンコ店→客→換金所→問屋→パチンコ店→客…」という循環で交換することで「換金」を可能にしたのが、三店方式になる。

パチンコ店は「パチンコ玉と特殊景品」を客と交換し、客は「特殊景品と現金」を換金所と交換し、換金所は「特殊景品と現金」を問屋と交換し、問屋は「特殊景品と現金」をパチンコ店と交換する。そして、パチンコ店は、客にパチンコ玉を提供し、ひとつの循環が完成する。

パチンコは「遊戯」の結果として「景品」が出るまでは「ゲームセンター」と同じである。「客の手に渡った特殊景品」については、客の手に渡った段階でもはや「パチンコ店」とは関係を持たなくなる。

だから、その「特殊景品」をパチンコ店から出た客がどう扱おうと、パチンコ店はその責任を持つ必要がない。

交換した特殊景品を捨てようが保管しようが勝手だし、「客に換金所に持ってかれて換金されようがパチンコ店は知ったことではない」ということにもなり、ここで「遊戯による換金の違法性」が回避されるという仕組みだ。

パチンコという「遊戯」にはこういったネジレがあり、そのうえでギャンブルではないのに合法的な「換金」が発生している。

そして、この「苦肉の策」によって発生した「ネジレ」によって、あたしは日本のパチンコ業界が「ネットパチンコ」の展開を作れず二の足を踏んでいる、とみている。

インターネット上で三店方式を成立させる面倒くささ

三店方式は「特殊景品」という「具体的なモノ」がないと換金できないシステムであるため、インターネット上で三店方式を成立させるには、「具体的なモノ」である「特殊景品」の存在が今度は邪魔になってしまう。

考えられる方法としては、「オンラインUFOキャッチャー」のシステムを導入するというのが挙げられる。

その方法は、「ネット上で実機を打って獲得したパチンコ玉」の景品を、「特殊景品の配送」という形で自宅に送ってもらい(交換し)、その「特殊景品」をさらに「換金所」に持っていくなり郵送するなりして交換して「換金」をする、というものだ。

しかしこの方法は、パチンコ運営側からしても、パチンコ客からしても、書いただけで「めんどくさい!」と叫びたくなるような、あまりにまわりくどい方法であると言わざるをえない。

これが「オンラインUFOキャチャー」であれば、「商品」が交換されて配送されるだけで終わるのだが、パチンコの最終目的は「商品」を受け取ることではない。ここに「めんどくささ」が発生する。

パチンコ業界が「ネットパチンコ」に真剣に向き合うことができなかったのは、三店方式を採用している限りこのめんどくささを回避することができないためであり、また、客としてもそんなめんどくささを感じてまでパチンコを打つくらいなら実店舗に直接行って交換をしたい、という判断をしたためだろう。

アミューズが運営したネットパチンコが定着せず2019年にサービス提供が終了したのも、この理由が大きいのではないか、とあたしは睨んでいる。

「特殊景品」という具体的なモノがある限り、日本のパチンコ業界にネットパチンコが定着する未来は考えにくいだろう。これはパチンコ業界の努力というより、根本が歪んだシステムの問題である。

オンラインカジノがオンラインパチンコを成立させられた理由

海外に拠点を持つオンラインカジノが「実機で打てるオンラインパチンコ」を簡単に成立させることができた理由は、海外のオンラインカジノはパチンコを「遊戯」ではなくてダイレクトに「ギャンブル」として扱えたからだろう、とあたしは考えている。

三店方式というのは、あくまで「日本国内でパチンコで遊びながら合法的に換金するためのシステム」でしかなく、海外拠点のオンラインカジノからすると、そんなまわりくどい仕組みを採用する必要はまったくない。

海外拠点のオンラインカジノの運営は、日本の賭博法や風営法の影響を受けないので、パチンコを「ギャンブル」として扱えてしまうし、「特殊景品」という媒介をすっ飛ばして「勝利金を即現金化する」というギャンブル一般の換金が可能になる、というワケだね。

「ネットパチンコ」での現金化の煩雑な手続きを見てきたあとだと、「オンラインパチンコ」の現金化は、運営にとっても顧客にとってもそれぞれにきわめてシンプルでスムーズだ。

日本のパチンコ業界が特殊景品をめぐる三店方式でグズグズしているうちに、海外のオンラインカジノ業界がトップスピードでオンラインパチンコの領域を開拓していったのは、ある意味当然であるといえる。

オンラインパチンコで遊ぶこと自体に違法性が発生する

しかし、最大の問題は「オンラインパチンコで遊ぶということ自体」が日本人にとっては賭博であり「違法」であるということだ。

賭博法や風営法が適応されないのは、あくまで「海外に拠点をおくオンラインカジノの運営」であって、日本国内に住む人間は、日本国の法律である賭博法や風営法から逃れることができない。

日本でパチンコを打ち換金する場合は三店方式という離れ業のおかげで「遊戯」で済ますことができるが、オンラインパチンコを打つ場合は避けようもなく「遊戯」ではなくて「ギャンブル」になってしまう。

日本では競馬、競輪、競艇、オートレースなどの「公営ギャンブル」と、スポーツくじ、宝くじ以外の「ギャンブル」は違法であるため、「遊戯」でなくなったパチンコである「オンラインカジノのオンラインパチンコ」は、ゴリゴリの違法ということになってしまう。

日本人というのは、「インターネット上でのパチンコ」という領域においては、国内では三店方式によって「ネットパチンコ」という「未来」を奪われていると同時に、「オンラインパチンコ」においては違法性という意味で「現在」が侵犯されているという点で、ある種の「がんじがらめ」の状態にあるといえる。

「ネットパチンコ」には期待できず、「オンラインパチンコ」を打つためには法を犯すしかない、というのが、われわれ日本人パチンカスの宿命であり、現在はその宿命を覆すことはできそうにない。

「パチンコというジャンルはインターネットという場所に移行するやいなや必ずジレンマが発生するジャンルである」ということが「オンラインパチンコ」の登場と定着によって明らかになった、ということが、ひとまずいえるのではないだろうか。

ネットパチンコとオンラインパチンコまとめ

ネットパチンコとオンラインパチンコまとめ

  • 三店方式がある限りネットパチンコは定着しない
  • オンラインパチンコは三店方式を逃れている
  • オンラインパチンコを打つこと自体が違法である

以上が、「ネットパチンコ(日本のインターネットパチンコ)」と「オンラインパチンコ(海外オンラインカジノのインターネットパチンコ)」に関するまとめになる。

「インターネットで遊べる実機」という問題は、日本のパチンコ業界の「三店方式」というシステムの限界をあぶりだすことが興味深いし、「三店方式」から逃れているオンラインパチンコがどこまでいっても違法であるという限界が見えてくる点も面白い、とあたしは考えている。

パチンコが「ギャンブル」ではなくあくまで「遊戯」である以上、パチンカスという人種は定義としては「ギャンブラー」ではない。パチンコ最強の人間に与えられる称号は「ギャンブル王」ではなくて「遊戯王」が正しい、ということになるだろう。

実機で遊べるオンラインパチンコは、「遊戯王」にしかなれない日本人が「ギャンブル王」になれる数少ない道ではあるのだけど、それは違法性が絶対に避けられない「闇のゲーム」であるということは、ゆめゆめ忘れないようにしたい。

実機で打てるオンラインパチンコに入金不要ボーナスは使えるのか?

実機で打てるオンラインパチンコに入金不要ボーナスは使えるのか?

「実機が打てるオンラインパチンコ」は、その要素だけを見ても価値がある。どこにいても24時間実機が打てるってのはかなり魅力的だ。

オンラインカジノで遊べるオンラインパチンコのなかには、「オンラインカジノオリジナルのパチンコ」を提供しているものが多いけど、昔からのパチンコファンのあたしからするとちょっと物足りなさがあるのも事実よね。

オンラインカジノには入金不要ボーナスという、アカウントを登録したりボーナスクーポンを入力しただけでもらえる「無料で遊べるボーナス」が用意されているんだけど、この入金不要ボーナスも「実機が打てるオンラインパチンコ」のように、その要素自体に価値がある。

となれば、「実機で打てるオンラインパチンコの入金不要ボーナスが充実していて、しかも、そのボーナスで実機が遊べる」なら、それは相乗効果でかなり価値があるオンラインパチンコのオンカジってことになるよね。

そこで、今回は実機が打てるオンラインパチンコを紹介しながら、そのオンラインパチンコの入金不要ボーナスで実機が打てるかどうかを検証しながら、それぞれのオンラインパチンコをあたしなりに評価していけたらと思うよ。

実機が打てるオンラインパチンコ3選

実機が打てるオンラインパチンコ3選

まずは、実機が打てるオンラインパチンコをザっと3つほど見繕うことにしようか。今回検証するのは、以下のオンラインパチンコになる。

  • ガチPACHIランド
  • 新クイーンカジノ(シン・クイーンカジノ)
  • k8

これらのオンラインパチンコは、ただオンラインパチンコやオンラインスロットが打てるというだけではなくて、「実機が打てる」ということで話題の代表的なオンラインパチンコの3選となっている。

問題はこれらのオンラインパチンコの入金不要ボーナスが、パチンコでも使えるのかどうか、ということになる。

もちろん、入金不要ボーナスで遊べなくても、実費で実機を遊ぶくらいの金銭と精神の余裕はあたしにもあるし、ほんとは「実機でオンラインパチンコが遊べる」ってだけでも評価していいくらいだ。

だけど、今回は心を鬼にして「入金不要ボーナスで遊べるかどうか」を絶対の価値基準として採用して、厳しく評価していくよ。

入金不要ボーナスの禁止ゲームについて

オンラインカジノの入金不要ボーナスのサービスには「禁止ゲーム(ボーナスを使って遊べないゲーム)」という要素があって、この要素が「パチンコ」に該当していて、ボーナスで遊べない場合がある。

入金不要ボーナスがもらえるなら「実機で遊べるかどうか」を検証する必要なんてないんじゃないの?と思う人もいるかもしれない。けど、それをする必要があるのはこの「禁止ゲーム」が設定されてるからなんだ。

オンラインパチンコ自体が、オンカジのなかではマイナーだし最近のものだから、意外と入金不要ボーナスがオンラインパチンコには対応していないことのほうが多いのが現状。実機となるとなおさら。

入金不要ボーナスで遊べるのは基本的には「オンラインスロット」であることがほとんどなんだけど、オンカジによっては「オンカジオリジナルのスロットで、特定の機種だけ」に限定されていることもけっこうある。

入金不要ボーナスの価値基準は「何で遊べるか?」も重要な要素で、本来であればルーレットやバカラみたいな「ライブカジノ」で遊べることなんかが基本的な評価軸になっている。

だけど、今回はパチンカス特化ということで「オンラインパチンコで使えるかどうか?」だけが入金不要ボーナスの価値を判断するための何よりも重要な、特殊な基準になるってワケ。

ガチPACHIランドには入金不要ボーナスがない

まず、「実機で遊べるオンラインパチンコ」のなかで、機種においては評価が高いガチPACHIランドだが、結論から言うと、なんとガチPACHIランドには入金不要ボーナス自体がない。

となると、今回の評価軸だと「評価できない」という厳しい結果にならざるをえない。

ガチPACHIランドは「実機で打てるオンラインパチンコ」という要素に特化したオンカジであるから、「オンラインカジノの常識」みたいなものが度外視されている可能性があるね。

仮想通貨特化型のオンラインカジノなんかも入金不要ボーナス自体がないことが多いのを考えると、「何かに特化しているオンカジ」という特徴が「入金不要ボーナスがもらえない」に直結しているのかもしれないな。

というわけで、「ガチPACHIランドで実機を打ちたいなら、入金をして自分のお金で遊んでくださいね」ってところだ。

ガチPACHIランドはもう打てない実機が打てる

ガチPACHIランドは入金不要ボーナスで遊ぶことはできないけれど、「もう遊べなくなった実機」が打てたりすることはやはりオンラインパチンコとしては魅力的だ。

今回は「入金不要ボーナスで遊べるかどうか」が評価軸だけど、せっかくなので、その評価軸ではなくて、「実機で遊べるオンラインパチンコ」としてのガチPACHIランドについても軽く触れておきたい。

ガチPACHIランドの最大の魅力はなんといっても「爆裂機」と言われた、往年の4号機から5号機の人気機種で打つことができる(しかも、賭けることができる)というところに尽きる。

吉宗や北斗、ミリオンゴッドなど、当時の4号機、5号機時代のファンからすると、名前を見るだけで脳汁が出るような実機のラインナップは、それ自体に多大な価値があると言っていいと思う。

だからこそ、「入金不要ボーナス」で遊べたならば、「鬼に金棒」であったわけで、つくづく残念ではある。

でもガチPACHIランドはまだ新規のオンカジだから、今後、入金不要ボーナスが導入される可能性がゼロではない。今後の動向に注目したいオンラインパチンコだね。

新クイーンカジノには入金不要ボーナスがある

続いての新クイーンカジノ(シン・クイーンカジノ)には入金不要ボーナスがある。だけど、その入金不要ボーナスでパチンコを遊ぶことはできないようだ。

評価としては「惜しい!」といったところだろうか。

ちなみに、新クイーンカジノの入金不要ボーナスのボーナス内容は「45ドル」で、出金条件は「30倍」に設定されている。また、ボーナス勝利金の出金のためには「最低45ドルの入金実績」も必要だ。

この「30倍」という出金条件と「最低45ドルの入金実績」という要素を見ると、逆に「入金不要ボーナスで遊べなくてよかったかもしれない」という「高評価」の判断も導き出されてくる。

あたしは「入金不要ボーナスは、もらえるならなんでもいい」というタイプではなくて、「ボーナス内容と出金条件のバランス、および入金実績の設定」の組み合わせで評価をくだしていくタイプだ。

新クイーンカジノの「30倍」という出金条件と「45ドルもらえるけど、結局最低でも45ドル入金する必要がある」という設定は、正直かなり厳しい。

オンカジにおいては「入金不要ボーナスをもらって遊ぶ」というのは義務ではなくて、「入金不要ボーナスをもらわずに、はじめから入金して遊ぶ」という選択肢もあり、それは登録者の裁量に任せられている。

というわけで、「どうせ45ドルの入金は必須なのだから、新クイーンカジノを実機で打つ予定なら、はじめから入金して実機で遊んだほうが手っ取り早いんじゃない?」というのが、結論になるね。

新クイーンカジノの充実した実機オンラインパチンコ

新クイーンカジノは「実機で打てるオンラインパチンコのためにリニューアルした」といっても過言ではないくらいに、実機のオンラインパチンコに力を入れている。

仮に入金不要ボーナスで実機を打てたとしても最初から入金して実機を打つのと実質変わらないのが新クイーンカジノの特徴であるから、残されるのは「実機で打てるオンラインパチンコが充実している」という要素だけになり、これはやはり魅力的だとあたしには感じられる。

海物語やエヴァンゲリオン、とある科学の超電磁砲、アクエリオン、北斗無双などの人気パチンコを、24時間オンラインで打つことができるという新クイーンカジノの価値は「入金不要ボーナスが使えない」というデメリットでは揺るがないものがあるといえる。

こちらもまた、リニューアルオープンしたばかりのオンカジであるから、今後は入金不要ボーナスが使えるようになる可能性がある。

もし入金不要ボーナスで実機のオンラインパチンコが打てる日が来るならば、そのときは出金条件や入金実績の設定が今より緩くなって改善していれば、と願うばかりだ。

K8の入金不要ボーナスはスロットでしか使えない

K8の入金不要ボーナスは、「オンラインカジノオリジナルのオンラインビデオスロット」でしか使うことができない。

「オリジナルビデオスロットに限定された入金不要ボーナス」というのは、オンカジの入金不要ボーナスの「あるある」だから、評価としては「つくづく残念」といったところ。

なお、K8の入金不要ボーナスはあたしが確認している限りでは、「5ドルのボーナス内容」で「0.001BTC相当」、入金実績は不要という設定になっているから、これでもし実機のオンラインパチンコが遊べたならばかなりいい設定だったかもしれない。

K8の入金不要ボーナスについてはまだ流動的で確定していない部分が多く、コロコロと突然の変更などがある状態でもあるため、「ひとまず保留」というのが、結論といえば結論になるかもしれない。

実機は充実しているが日本語対応が微妙なK8

ちなみにK8の特徴としては、「日本語が壊れている」というデメリットがあることは指摘しておきたい。

実機でオンラインパチンコを遊べること自体には魅力があるし機種もそれなりに充実しているものの、「出金」などの段階でトラブルが発生した場合にトラブル解決が難しくなる可能性があるということは、おさえておかなければならない。

先に紹介した二つのオンラインパチンコは「日本人がパチンコを愛している」ということを知ったうえで実機のオンラインパチンコを導入しているためか、日本語対応なども充実していて、その点は安心だ。

K8に関しては、入金不要ボーナスについての説明も「翻訳ソフト」を通した日本語で記述されているために解読が難しい。

仮に疑問点などが発生してライブチャットのやり取りをしても「日本語翻訳ソフト」を通しての回答になるため、「英語」や「中国語」などができないと、後々のストレスが大きくなることが予想される。

オンラインパチンコに限らず、パチンコにおいて最も重要なのは「ストレスフリー」であること、「快適さ」じゃないだろうか。

今回は「入金不要ボーナスが使えるかどうか」にポイントを置いているけど、K8が仮に入金不要ボーナスが使えたとしても、最終的には「快適さという点ではあまり感心しない」という結果になっていただろう。

実機オンラインパチンコと入金不要ボーナスまとめ

実機オンラインパチンコと入金不要ボーナスまとめ

  • ガチPACHIランドは入金不要ボーナスがない
  • 新クイーンカジノとK8は入金不要ボーナスがパチンコに使えない
  • 流動的な状態なので今後の動向に注目が必要

実機で打てるオンラインパチンコと、入金不要ボーナスの現在についてのまとめとしては、こんな感じになるだろうね。

あたしの総括としては「いまのところ、実機で打てるオンラインパチンコと入金不要ボーナスの相性は悪い」といったところだ。

実機でオンラインパチンコが打てる、というニーズにオンカジが応えはじめたのが最近であることと、オンカジのメインがあくまでライブカジノやオリジナルのスロットであるという事情がある以上、こういった現状になるのは仕方がないことだとあたしには感じられる。

そもそも、パチンコっていうのは身銭を切って打つものだ。自分の金を払うからこそ射幸心も起こるし、勝ったときの喜びも負けたときのくやしさも大きい。それこそが実機パチンコの魅力だとあたしは思う。

入金不要ボーナスでパチンコが打てないことはもちろん残念ではあるのだけど、パチンコの本来の楽しみ方を考えると、それが「普通」であり「基本」でもあるともいえるんじゃないかな。

4号機時代経験者があらためて考えるパチスロの設定6

4号機時代経験者があらためて考えるパチスロの設定6

この世はおおまかに2種類の人間にわけることができる。

その2種類とは、「設定6のパチスロに座ったことがある人間」と「設定6のパチスロに座ったことがない人間」だ。

当然あたしは「設定6のパチスロに座ったことがある人間」の側に属してるワケだけど、まあ、設定6のパチスロに座ったことがある人間っていうのは、幸か不幸か、高確率でパチンコ・パチスロから逃れられない人生を歩むことになる。

ソースはあたし。パチンコ4号機時代と寝た女であるパチンコ・パチスロ家田壮子の異名も持つあたしは、設定6のパチスロを打たなかったら、今頃はもうパチンコにもパチスロにも縁がない暮らしをしていたんじゃないかな、と思う。

あたしはさっき「パチンコ・パチスロから逃れられない人生」と言ったけど、設定6を打ってしまうということは、「パチンコ・パチスロに人生を狂わされる」ということを意味してもいて、もちろん「パチンコ・パチスロに殺されてしまった人たち」もかなりいた。

「パチンコ・パチスロに殺されてしまった人たち」というのは、比喩でもなんでもなくて、「そういう事実が本当にあった」ということだよ。

パチスロの4号機とは

パチスロの4号機ってのは、3号機末期のパチスロ人気の低迷を受けて、その打開策として1992年から登場した当時の新機種。

パチスロ4号機は、現在のパチスロにつながるような様々な特徴を持っていた。

たとえば、液晶が導入されたのは4号機が初めて。あとは、リプレイ機能がついたり、ビタ押しできない人でも勝てるようにシステムが改善されたりと、4号機の登場はほとんど「革命」でさえあった。

4号機は出玉規制とのからみあいでめまぐるしく変更が繰り返されて、4号機から4.7号機まで機種がバージョンアップされている。

このうち「4号機時代のスロット」として認識されてるのは「4.1号機から4.5号機までの4号機」になるかな。

パチスロブームのはしりになったのは『獣王』という機種で、そこから『サラリーマン金太郎』や『アラジン』みたいな爆裂AT機が登場して、とどめのように『ミリオンゴッド』が登場して、4号機は終わりまでの速度をどんどんはやめていった。

「射幸心の限界」に挑戦して爆死した、というのが4号機の最大の特徴だろうね。

パチスロの4号機が黄金時代と呼ばれた理由

パチスロ4号機時代はパチスロ打ちのあいだでは「黄金時代」に位置付けられているけど、その理由は「2001年以降の4号機の出玉が社会問題になるほどのすごさだったから」ということに尽きるね。

4号機の登場自体は1992年なんだけど、「4号機時代」という言葉を「黄金時代」っていう意味で使う人は「2001年以降の4号機時代だけ」を4号機時代と言っている傾向がある。

2001年以降の4号機時代は、「出玉の回復」と「自主規制」の繰り返しで、最終的には「自主規制」が勝って終わりをむかえることになった。

4号機時代の終わりは2007年ってことになってるけど、これも「黄金時代」という意味で言葉を使っている人にとっては「4号機時代の終わり」は、2004年の「5号機の登場と、4.7号機以外全滅」までを「黄金時代」という認識になると思う。

2004年以降のパチスロは出玉規制で勝てないのが基本になってしまったから、パチスロ4号機時代の終盤を「黄金時代」と呼ぶ人はほとんどいないね。

2001年から2004年までの4号機時代は、黄金時代でもあったんだけど、「社会問題」としてパチスロが注目された時代でもあった。

借金をしてでもパチスロを打つ人が多数登場したのがこの時期で、パチスロが原因で借金苦による自殺者も出るほど、当時のパチスロをとりまく状況はすさまじかったわけ。

「パチスロに殺された人もいる」といったのが比喩じゃなくて事実だよ、っていうのは相当数の自殺者がいたからなんだよね。

4号機時代を象徴する数字としての設定6

4号機時代を象徴する数字としての設定6

設定6という数字は、パチンコ・パチスロ4号機時代という黄金時代の異常さを象徴する数字だ。

「パチンコ・パチスロから逃れられない人生」のなかでもっとも悲惨なのが「殺される」というパターンで、「逃げることができず、殺されてしまった」ということを意味してる。

だから、設定6っていうのはある種「悪魔」の数字でもあるといえるね。

4と6っていう数字の組み合わせはパチスロ打ちにとっては特別な意味がある数字で、坂道シリーズの専売特許の数字じゃないってワケよ。

あたしの場合は「殺されずに済んだけれど、パチンコ・パチスロから離れられなくなってしまった」というパターンで、わりかし幸福なルートといえる。

ちなみになんだけど「設定6なんて台には二度と座れない」って失望して、パチンコ・パチスロをやめていく連中もいて、こういう連中は「パチンコ・パチスロから逃げられた人間」ということになる。

設定6という数字は、こういった「逃げられた連中」にとっては「希望」の数字であって、4号機時代以降は「希望」が失われた時代ということになる。だから、逃げられたし、パチスロから足を洗えた。

「設定6の台はまだあるんだ」って信じている人間もけっこういるんだけども、そういう人間は現代のパチンコ・パチスロの状況と現実を直視できないでいる「4号機時代の夢から覚めていないだけの連中」ということなるね。

と同時に、「4号機時代の夢」を見ている彼らとは違った立場から考えた場合に限り、「考え方次第ではいまでも設定6はある」ということもできる。

ここから、「4号機時代の夢」としてではなくて、「設定6という状況だけはいまでも起こりうる」ということについての、あたしのパチスロ哲学から導き出された認識を書いていくよ。

もう設定6の台に座れない、ということは本当か?

「5号機以降のパチスロ打ちは設定6のパチスロを打つことができない」というのははたして本当だろうか?あたしは「そうではない」と考えている。

あたしは別に5号機以降のパチンコ・パチスロしか知らない若年層を下に見ているわけじゃないし、否定もしたくないし、むしろパチンコで繋がっているとさえ感じている。

「設定6はもう絶対に体験できない」という「あきらめ」が支配していることは、パチスロ人口の減少の背景としては間違いなくあると思う。

だからこそ、「5号機以降のパチスロ打ちは設定6の未経験者にしかなれない」という固定観念こそを、あたしは覆していきたいと考えているワケ。

4号機時代という黄金時代は、「設定6の台がある」ということが無邪気に信じられただけであって、実際は、すべての人が「設定6の台に座った」とはいえない。

むしろ、「設定6」にこだわりすぎて「設定6の台から見放された人」がもっとも多かったのが4号機時代だったのではないか、という歴史認識があたしにはある。

「設定6のスロットは、実在するものではなくて、パチスロ哲学のありかたによって5号機以降のスロット打ちでも座ることが可能な台だ」という主張こそが、今回のあたしの記事の狙いだ。

パチスロで勝てる可能性がある数字としての設定6

設定6という数字は、一言でいうなら「パチスロで勝てる可能性がある数字」のことだ。

時々、設定6という数字を「絶対に勝てる」という意味に理解している人がいるけど、これは大きな間違い。

あくまで「勝ちやすい」「勝てる可能性が高い」ということであって、設定6の台でも負けてしまう人はいるんだよね。

設定6という数字が「悪魔」でもあり「希望」でもあるのは、「打ち続けていれば勝てるかもしれない」という感覚をスロット打ちに植えつけたからで、異常なまでに射幸心をあおる数字であったから。

あたしはむしろ、設定6のパチスロからは「どんだけ高確率でも当たることを確信してはいけない」という教訓を学んだように思う。

あたしはパチスロにおいて「勝つこと」をあまり重視していないけれど、それは、設定6によって「絶対に勝てる」と信じてしまった人たちの末路を見過ぎたせいなのかもしれない。

設定1と比較した場合の設定6の勝ちやすさ

設定1と比較した場合に、設定6の「勝ちやすさ」はとてもわかりやすく理解できる。

設定1というのは、出玉がもっとも出ないようにプログラムされている設定で、台にもよるけど、大体「40%くらいの勝率」が設定されている。

で、設定6というのは、おおよそ「80%~90%あたりの勝率」に設定されている数値で、設定1と比較した場合に、その「勝ちやすさ」は明らか。

「90%の勝率」と思って打つパチスロが、人に「絶対に勝てる」という錯覚を抱かせてしまうのは、仕方のないことでもあると思う。

だけど、パチンコ・パチスロに限らず、ギャンブルにおいて目を向けなければならないのは本当は「残りの10%」のほうで、「ギャンブルには絶対なんてない」というクールな姿勢なんだ。

恍惚と陶酔と、判断力の退化と、冷静さの喪失、そして、「勝てるはずだから、打ち続ければ、勝てる」ということの繰り返しによるパチスロ依存状態。

隣で打っている人間の大当たりを目の当たりにしたときの「自分も設定6だから/設定6なのに」という焦りと怒り。自分が大当たりだったときの快楽と救い。

パチスロの設定6という数字は、4号機時代の人間の多くを「麻薬中毒」に似た状態にしてしまったんじゃないか?とあたしは考えている。

設定6というパチスロ打ちたちが抱える永遠の謎

「そもそも本当に設定6なんて台があったのか?」ということが、現在でも結論が出ない議論であり、パチスロ打ちたちにとっての「謎」のまま残っていることも指摘しておかなければならない。

あたしとしても、「設定6なんて台はあるのか?」という謎に対しては、まだ明確な答えを出すことができていない。

ほとんどが設定3以下とされている現在まで続くパチスロの状況を長年眺めていて、あたしの意見が「設定6は存在しなかった」という考えに傾きつつあるのも事実。

さきほど書いたように、設定1と設定6のあいだには2倍ほどの勝率の隔たりがあるけれど、90%に届かんとする勝率でも負ける人は負けるし、40%の台でも勝つ人は勝つ。

身も蓋もない意見かもしれないけれど、結局「運」に見放されているならば、「90%も0%も同じ」になるのが勝率というもの。逆に言うなら、当たる人にとっては「40%と100%は同じ」ということになる。

パチスロの本当の勝率は台ではなく人のほうにある

あたしが「設定6は存在しない」という意見に傾きつつあるのは、「勝率」というものがじつは「台」ではなくて、「人」のほうにこそある、と確信的に考えるようになったためだ。

設定にこだわる人は自分の「負け」をスロット台のせいにすることを何度も繰り返してしまうが、本当は「負け」の原因と勝率が自分にこそあるということにはなかなか気づけない。

あたしが「設定6は存在しない」言うときに、その意味するところは「自分の設定が6になることがある」ということだ。

めちゃくちゃなことを言っているように聞こえるかもしれないけど、「人はときどき設定6になることができる」ということを私は主張していることになる。

設定6の台は存在しない。だけど、設定6の人間はいる。台の設定と人の設定が重なる瞬間にだけ「設定6」が立ち上がる。

ここであたしが言いたいのは「神秘的なこと」ではなくて、「パチスロを打つときの心構え」の問題だといえる。

設定にとらわれた精神を解放させてパチスロを打つ

設定6について考えているうちに、あたしの結論は「設定にとらわれた精神を解放させてパチスロを打つ、ということが重要なんじゃないか?」という方向へと向かっていった。

4号機時代をくぐりぬけてきたあたしは、冒頭でも書いたように「設定6によって殺されてしまった人たち」を相当数見てきてしまった。

設定6にこだわって打ち、設定6を信じて打ち、設定6に裏切られても打ち、設定6に殺されるまでパチスロを打った人たち。彼らは全員、人としては設定1だった。

あたしは「台に認められる」という感覚をなによりも重視している。

だから、「設定6を体験する」ということは「スロット台に認められて、スロットのほうから自分の設定を6にしてもらった、という体験」としてあらためて語られていかなければならない、とあたしは感じている。

あたしが「設定6の台に座ったことがある」といい「設定6を体験したことがある」と言うとき、それは「パチスロと自分が完全に一致した」「パチスロがあたしを認めてくれて、自分と同じ設定にまで引き上げてくれた」ということを言っていることになる。

あたしが「設定にとらわれない打ち方」を心がけたときに、はじめてスロット台が「設定6としての自分」を開いてくれた、という確かな手応えがある。

「設定6未経験である」ということの強みとして、「設定にとらわれた思考」に陥らずにパチスロを打てる可能性が高い、ということが挙げられる。

そして、そういう人間にこそ「設定6」というスロット側からの恩寵が不意にあたえられる。

パチスロの設定6にまつわるまとめ

パチスロの設定6にまつわるまとめ

  • 設定6というのは「勝ちやすい」であって「絶対に勝てる」ではない
  • 本当はスロットではなくて人のほうにこそ設定がある
  • 設定にとらわれない精神でスロットを打つほうがよい

「人が設定を忘れてスロットを打っているときに、はじめて設定がやってくる」というのが、設定6の問題を徹底して考えたあたしの、現在の結論ということになるだろうか。

冒頭からあたしが繰り返し使っている「設定6のパチスロに座ったことがある人間」という言葉は、「設定6の自分になったことがある人間」ということを意味している。

4号機時代に「設定6の自分になれなかった人たち」をたくさん見てきたあたしが確信的にいえるのは、「設定6の台がない」と嘆かれる現代においても「設定6の自分になれる人」が一定数いるんだ、ということだね。

「設定6の自分」になれるように無心・無欲でパチスロを打つ。これが何よりムズカシイし、だからこそパチスロはおもしろいんだよ。

オンラインパチンコ特化型オンカジ「エルドラード」を辛口評価!

オンラインパチンコ特化型オンカジ「エルドラード」を辛口評価!

「爆益オンパチ!」のキャッチフレーズで運営がはじまったエルドラードは、「オンラインパチンコ」に特化したオンラインカジノとして注目を集めているようだね。

これまで、オンラインカジノというものは、ポーカーやブラックジャックやバカラなどの「ライブカジノ」といわれるカジノゲームがウリであることがほとんどだった。

オンラインカジノにおける「スロット」というのは、ライブカジノと比べた場合にやや影が薄く評価も低い、というのが、パチンコ・パチスロを打つあたしからみても、まっとうな評価だったんじゃないかなと思う。

また、オンラインカジノにおいては「スロット」だけが遊べて「パチンコ」が遊べないという弱点もあったから、これまでの「パチンコ」が、オンラインカジノのなかではヒエラルキー最下層にあるようなゲームであったことは否定できない。

ところが、ここ最近、オンラインカジノにおける「パチンコ」の地位に大変動が起こっている。パチンコの「評価」がオンラインカジノのなかでどうやらあがってきているようなのだ。

きっかけとなったのはそれまでの「オンラインカジノのオリジナルスロット」と違う「実機で遊べるオンラインスロット」の登場であり、それと同時に実装された「実機で遊べるオンラインパチンコ」が、「パチンコ」の潮目をじわじわと変えてきている。

そこに登場したのが「オンラインパチンコ」に特化したオンラインカジノのエルドラード、というわけ。

今回は、「オンラインパチンコ特化型オンラインカジノ」であるエルドラードをパチンコ打ちの観点から厳しく評価していくよ。

エルドラードで遊べるパチンコの機種は?

エルドラードで遊べるパチンコの機種は?

エルドラードで遊べるパチンコの機種は『コスモアタック』『チェックメイト』『プロモーション』の3種類で、それぞれ「エルドラードオリジナルのパチンコ機種」となっている。

「オンラインパチンコで遊べる」と聞いてエルドラードにアクセスしたパチンコ打ちの大半は、まずこの時点で「コレジャナイ」感に打ちのめされて、低い評価をつけてしまうことになるはずだ。

「コレジャナイ」については「本物でも偽物でもない、パチモンである」という定義がなされているけれども、エルドラードのオンラインパチンコ以上に「コレジャナイ」がピッタリな3機種はないんじゃないかな。

そもそも「3機種」しかないことにもガッカリなんだけど、その「3機種」がせめてマルハンなどのホールで遊べるような「実機」であったなら、エルドラードは低い評価を避けられたかもしれない。

エルドラードは、ほぼすべてのオンラインカジノが「オンラインスロット」でおかした間違いを、「オンラインパチンコ」でも繰り返した、ということが言えると思う。

「オンラインカジノのオリジナルスロット」がパチスロ好きに刺さらなかったように、残念ながら、エルドラードのオンラインパチンコがパチンコ打ちから評価されるのは相当むずかしいだろう、というのが正直なところだ。

エルドラードのオンラインパチンコ3機種の特徴

エルドラードのオンラインパチンコ3機種は、連チャン台1機種と5リールタイプ台2機種になっている。

連チャン台である『コスモアタック』は、『海物語』の「コレジャナイ」として遊ぶことが可能と言われているが、私見では『海物語』ほどの楽しさはなく、名前を出す『海物語』に悪いくらいだ。

そもそも歴史が長い『海物語』のどの時代のものと似てるのか、といわれると、「とりあえず連チャンだから」という理由で『海物語』の名前が出ているだけなのかも。

5リールタイプ台の「チェックメイト」と「プロモーション」は、「コレジャナイ」ではあることは間違いないのだが、「どの実機のコレジャナイなのか」はよくわからない、といった評価になる。

エルドラードに高い評価を与える場合、「4号機時代を彷彿とさせる」というような意見を見る場合がほとんどだけど、『海物語』がたとえの対象になることを考えると、これは矛盾ではないかな?

あたしの記憶からすると、「パチンコの4号機」にそもそも『海物語』があったっけ?という違和感がそもそもある。

「パチスロの『海物語』」ならボンヤリ覚えているけど、とにかく『海物語』が「4号機時代の象徴」ではなかったことは確かだね。

『コスモアタック』は5号機以降の台に似ているし、4号機時代は「5リールタイプの台」なんてあったっけ?というところで、評価がまたあやしくなるな。

エルドラードは合法と非合法のグレーゾーン

エルドラードのオンラインパチンコが、あくまで「オンラインカジノ」であって「パチンコ」ではないため、「合法と非合法のグレーゾーンのなかでパチンコを打つことになる」という点もあまり評価できない。

もちろん、「パチンコが『三点方式』を採用して『合法』にしている以上、パチンコだってグレーゾーンじゃないか!」といわれたら、それまで。

だけど、「一応は」パチンコは、公営ギャンブルとならぶ、日本で遊べる数少ない合法のギャンブルなわけで、やっぱり、オンラインカジノとは一線をひかないといけない。

「合法と非合法のグレーゾーンのなかでパチンコを打つことになる」うえに、それが「コレジャナイ感満載のパチンコ台しかない」となると、わざわざエルドラードのオンラインパチンコでパチンコを打つ意味があるのだろうか?という疑問が生じてくる。

これが仮に「実機で遊べるオンラインパチンコ」であれば、「グレーゾーンであること」を加味しても、「家」にいながらいつでもどこでも「実機」が打てるという点は評価できる。

エルドラードのオンラインパチンコは、正直なところ「グレーゾーンのリスク」を背負ってまで打つべきパチンコとしてはまったく評価できない。

エルドラードでオンラインパチンコを打つのであれば、ホールに足を運んでリアルパチンコを打つほうが楽しいし、リスクも少ない、というあたしの評価はなかなかゆるがない。

エルドラードポイントという通貨に対する評価

エルドラードでオンラインパチンコを打つ場合は「エルドラードポイント(EP)」というゲーム内通貨で遊ばなくてはならず、あたしとしては、これも評価のさまたげとなる要素となっている。

エルドラードポイントは、「1EPあたり1ドル」というレートに設定されている。

つまり、エルドラードポイントが基本的には「1ドル」で換算される以上は「円高・円安の影響で価値が変動してしまう」ということを意味している。

現在の1ドルの相場はおおよそ140円程度となっていて、多少の変動はあるものの現在の円安ドル高の状況が改善される見通しはない。

むしろ円相場の今後が絶望的であることを考えると「エルドラードポイントを購入してパチンコを打つ」ということは、それだけで「デメリット」でしかないよね。

エルドラードのオンラインパチンコは、打つ台によって「レート」が変動するということが「メリット」として挙げられることもあるけれども、そもそも「エルドラードポイント」自体が「デメリット」であることを考えると「高レート」にどれほどの意味があるだろう?

エルドラードの出金方法に対する評価

エルドラードのオンラインパチンコで仮に勝利金が発生した場合の、「出金方法」に対しても、その評価はけっして「よい」とはいえないね。

まず、エルドラードの出金方法は、日本円での出金ならば「銀行送金」、ドルでの出金ならば「オンライン決済」、そして「仮想通貨」の3種類にわかれている。

このうち、後者の二つは、ドルにせよ仮想通貨にせよ「日本円」ではないという点であまり評価できない。なぜなら、日本でパチンコを打ってれば、「ドル」や「仮想通貨」のことを考える必要がまったくないから。

後者の二つの出金の場合、「ドル」や「仮想通貨」から「日本円」への変換がまず必要であり、そのうえで「出金のためのシステム手数料」もかかるため、「エルドラードポイント」に変換しているだけで「損」をしているのに、それを「日本円」に戻すのにはさらに「損」が発生する、という仕組み。

で、肝心の「銀行送金」なんだけど、これは、出金のためのシステム手数料が「8パーセント」になっていて、ほかのシステム手数料に比べて割高となっているというわけ。

そもそも「パチンコ」というものを「パチンコ玉」も込みで愛している人間からすると、この「変換」の手数や「システム手数料」は正直バカらしい。

もちろん、最近ではパチンコ玉も「等価交換」ができなくなってきてるけど、それでもオンラインカジノの「手数料地獄」に比べたらマシってとこじゃないかな。

「出金が遅いかもしれない」「そもそも出金ができないかもしれない」というストレスを感じる点も、マイナス評価としてくわえておきたい。

もちろん、出金にまつわるモロモロのストレスも、エルドラードがもし「実機で打てるオンラインパチンコ」だったら、多少はゆるせる要素だったかもしれないね。多少だけどね。

エルドラードのオンラインパチンコの評価まとめ

エルドラードのオンラインパチンコの評価まとめ

  • コレジャナイ感満載のオリジナルパチンコしかない
  • 合法と非合法のグレーゾーンでパチンコを打つことになる
  • エルドラードポイントを使う時点で損をする

エルドラードのオンラインパチンコについてのあたしの評価をおおまかにまとめると、以上になる感じだ。

なかなか厳しい評価になってしまったかもしれないが、あたしの溢れるパチンコ愛がエルドラードを甘やかすことをゆるせなかった結果としてとらえてほしいかな。

むしろ、エルドラードのオンラインパチンコは「ホールで打つパチンコ」への愛を再確認できる、という点においては、かなり高い評価ができるかもしれないな。

もちろん、「パチンコ」に思い入れがなければ、評価もまた変わってくるだろうから、「パチンコ狂いの中年おばさん」の八つ当たりくらいに割り切ってもらえても、ぜんぜん問題ないと思うよ。

スマスロとオンラインスロットの共通点と違いを比較検証!

スマスロとオンラインスロットの共通点と違いを比較検証!

オンラインスロットとスマスロは混同されることもあるけれど、まったく違うものだ。

オンラインスロットにしても、スマスロにしても、最近サービスが開始されて、パチンコ・パチスロ好きのあいだにようやく定着しつつある遊びだから、それがどういうものなのかが曖昧で、全貌が見えないのは、仕方がないことでもあるとあたしは思う。

ひと言でいうならば、「オンラインスロットはインターネットで遊べる従来のタイプのスロット」で「スマスロはホールで遊べる新しいタイプのスロット」だという最大の違いがあり、これは、「比較対象」にするには違い過ぎているくらいの違いであるようにも感じられる。

そんな「まったく別物」とさえいえるオンラインスロットとスマスロではあるのだけれども、それが「スロット」であるという共通点を通して「ある程度の比較」が可能なのも確かで、その共通点によって「まったくの別物」とはいえなくなる。

比較を通すことで「まったく別物」であった二つのスロットが、その源流である「パチスロ」に合流し、融合していき、「同じもの」になっていく流れも見ていくこともできると思う。

今回は、「似て非なるもの」であり「共通するもの」もふくんでいるオンラインスロットとスマスロのそれぞれの特徴を見ていきながら、比較できる部分を探していくことにするよ。

オンラインスロットとはなにか?

オンラインスロットとはなにか?

オンラインスロットは「オンラインカジノで遊べるスロット」のことで、パソコンやスマホがあればいつでもどこでも遊べるスロットとして、スロット好きからじわじわと注目を集めている新領域のスロットだ。

オンラインスロットは、大きくわけて「オンラインカジノオリジナルのスロット」と、「パチスロの実機がオンラインで遊べるスロット」の二種類に分けることができる。

この二種類のスロットは「スロットとしては新しくない」ということに共通点があり、オンカジオリジナルのスロットであろうと、実機で遊べるスロットであろうと「新機種」のスロットではない、ということがひとまずいえると思う。

オンラインスロットの「新しさ」は、「機種」ではなくて、「オンラインで遊べる」ということのほうに比重がある、というのがあたしの考えだね。

もちろん「オンラインカジノオリジナルのスロット」を「新機種」と考えることも可能だけれども、スロットとして何か革新的なことや設定がなされているわけでなく、「従来ホールで打たれていたスロットのシステムがそのままオンラインに移行した」という感が強いため、あたしはこの考えは採用しない。

2種類のオンラインスロットには「演出」の違いがある

「オンカジオリジナルスロット」と「実機で遊べるオンラインスロット」を比較するならば「演出に差がある」ということに尽きるかな。

「オンカジオリジナルスロット」は演出が乏しく、「実機で遊べるオンラインスロット」はオンラインなのにパチスロの演出が楽しめるという違いは、パチスロ打ちにとってはかなりデカい違いだとあたしは思う。

実際、「実機で遊べるオンラインスロット」が出てくるまえは、オンラインスロットはそれほどパチスロ打ちを引き寄せることがなかった。

「実機で遊べるオンラインスロット」の登場を待つことで、はじめてオンラインスロットは正当な市民権をパチスロ打ちのあいだで確立した、という印象が強いね。

「セーラームーン風のスロット」とか「南国風のスロット」の味気なさよりも、『まどマギ』や『北斗の拳』のほうに魅力があるのは、まあ、当然のことじゃないかな。

オンラインスロットの強みはなにか?

オンラインスロットにおける「新しさ」が同時に「強み」となる要素としては、「制限がない」ということが挙げられるかな。

オンラインスロットは、場所、時間、ベット額、獲得枚数などに「制限」が設定されていないという特徴があり、これが、多くのスロット打ちに「オンラインスロット」を選ばせる理由にもなっていることは、疑いようがない。

あたしのパチスロに対する考え方は「純然たる暇つぶし」という結論に落ち着いているけれど、オンラインスロットのヤバいところは「昼夜問わずスロットで暇つぶしができてしまう」という点にあるといえる。

スロットは、軍資金の減りが相対的に遅いということもあって、賭け額次第では「長く細く打つ」ことで時間をつぶすには最適のギャンブルだ。

オンラインスロットが登場するまでのあいだ、パチスロ打ちというのは「朝からパチンコ店に並んで閉店時間まで打つ」という制限がかけられていた。

ところが、オンラインスロットの登場によって、パチスロ打ちはスロットが打ちたくなったら「深夜」でもスロットが打てるようになってしまった、というわけ。

これはオンラインスロットの「強み」ではあるけれど、それを「長所」とするか「短所」とするかは、人によって意見がわかれるはず。

「パチスロ好きの破滅をはやめる」「やめどきを失う」という二点において、あたしは、個人的にはオンラインスロットに関してはやや批判的な立場をとらざるをえない、といったところ。

スマスロとは何か?

スマスロは、パチンコ店のホールでプレイすることができる「メダルレスで遊べる新しいタイプのスロット」のことだ。

スマスロの稼働はつい最近のことで、2022年の末に稼働を開始してからまだ1年も経っていないから「生まれたてのスロット」だということもできると思う。

パチスロ打ちにとって、「スロット」と「メダル」というのは、「パチンコ」と「パチンコ玉」みたいなもので、切り離せないものとしてあったはず。

スマスロの目につく新しさはスロットから「メダル」という要素を完全になくしてしまったところにある。逆に言えば、それ以外にスマスロの新しさはないともいえる。

「メダルレス」であることを除けば、「スマスロのために作られた新機種である」という新しさと、設定の微妙な差異だけがあって、あとは従来のパチスロと比較しても違いを見出すことはむずかしい。

スマスロの重要な特徴はメダルレスであることではない

「スマスロ」の本質は「メダルレス」にあると思われがちだけど、実際は「パチンコのホールで遊べる」という点こそが、「スマスロ」を「スマスロ」たらしめている最大の特徴だ、というのがあたしの考えだ。

ちなみに、オンラインスロットもまたスロットから「メダル」という要素が抜かれているから、「メダルレス」が特徴として採用される。

スマスロとオンラインスロットという「似て非なるもの」が比較の対象にされたり混同されることもあるのは、「メダルレス」であることで、スマスロとオンラインスロットの共通点が発生するためなのかもしれない。

オンラインスロットを拡大解釈をして、すべてが「スマスロ」であると考える人もいるんだけど、じつは、それは前提が大きく間違ってるんだよね。

前提を間違うと比較も間違うことになる。だから、「スマスロ」の定義を正確に理解して、より「スマスロ」の本質に近い要素である「場所」を重視する必要があるわけ。

比較から見えるスマスロとオンラインスロットの共通点

スマスロとオンラインスロットを比較したときに、スマスロとオンラインスロットの共通点として見えてくるのは「破滅が促進される」ということになりそうだね。

スマスロはまだギリギリ「黎明期」にあると思うけど、「スマスロの現在」には、「パチンコ4号機時代」の狂熱に近いものがある。

『ヴァルヴレイヴ』を代表とするスマスロの特徴としては「射幸心を煽りすぎる設定」が挙げられる。

これは「黎明期」だから可能な設定で、長年パチスロを打ってきた人間からしても、スマスロの驚きは何よりもこの「射幸心を煽りすぎる設定」に対して向けられた。

スマスロの異常な設定に射幸心を煽られるスロット打ちたちの精神は、爆裂AT機の『獣王』や『ミリオンゴッド』に人生を狂わされたパチンコ打ちたちの精神にとても似ている、とあたしは感じている。

現在のスマスロは「ギャンブル依存症対策」を前面に打ち出しておきながら、「勝って取り戻せばいい」という考え方のスロット打ちの「破滅」を促進するようなスロットになっているといわざるをえない。

ここでスマスロとオンラインスロットを比較するとき、スマスロは「強すぎる射幸心」のために、オンラインスロットは「昼夜問わず打ち続けることができる」という無制限性のために、「スロット打ちが破滅しやすい」という共通点が発生する。

一方はスマスロを打ちながらホールで破滅し、もう一方はオンラインスロットを果てしなく打ちながら自宅で破滅する。

スマスロとオンラインスロットを比較して「破滅の促進」という共通点を見出した場合、比較のために残されてくる違いは「破滅する場所」だけになる、といったところが関の山じゃないだろうか。

今後スマスロとオンラインスロットはパチスロに似てくる

今後スマスロとオンラインスロットはパチスロに似てくる

スマスロとオンラインスロットは、今後は「パチスロ」に似通っていくだろう、という展望があたしには見えている。

スマスロにおける『ヴァルヴレイヴ』のような設定の「ハイリスク・ハイリターン」の限界に挑むような異常射幸心の機種は、パチンコ4号機時代の終わりがそうであったように、いずれ「規制」がかかるのは目に見えている。

そうして、あとに残るのは、「メダルレス」という要素があるだけで「メダルあり」のスロットと同程度の設定のスロット、ということになり、現在のパチスロ打ちが抱えている「勝てないけど、打つ」の不毛な世界まではあと一歩だ。

一方のオンラインスロットは「実機で打てるオンラインスロット」の登場によってはじめから「パチスロ」に歩み寄っているし、こちらも「メダルレス」であることと「自宅」であることを抜けば、「ほぼパチスロ」という世界になるのは時間の問題だろうね。

そして、オンラインスロットの設定は、スマスロに先んじてすでにホールのパチスロと同程度の設定であり、「射幸心を煽らずにダラダラと打たせるもの」になっている。

「メダルの有無」「場所の違い」「設定の違い」などで、かろうじて比較が成立していたパチスロ、スマスロ、オンラインスロットという「三種類のスロット」は、いよいよその「違い」を失っていき、やがて比較のしがいがない似た表情を浮かべることになる、というのが「比較」から見えてきたあたしの予想である。

実機で遊べるオンラインスロットのオススメ機種3選!

実機で遊べるオンラインスロットのオススメ機種3選!

クイーンカジノのオンラインパチンコは、パチンコと同じくらいオンラインスロットのほうも充実している。

あたしは「パチンコ4号機時代」の古い人間だから、断然パチンコのほうがスロットよりも好きなんだけど、だからといってスロットが嫌いなわけではない。むしろスロットはかなり好きなほうだ。

スロットはパチンコより軍資金の減りが遅いから、軍資金が少ないときにスロットにはかなりお世話になってきた。これに関しては、オンラインスロットでも同じ感じだね。

スロットの本質的な魅力は「暇つぶし」にこそあると思う。異論はあるかもしれないけど、「勝てるから」という理由でスロットを打っている人はそれほどいない気がする。

5号機以降から現在につらなる「当たらないパチンコ」の状況が、パチスロが当初から持っていた「暇つぶし」の方に寄ってきているというのも事実としてはあると感じている。

オンラインスロットは、そんなスロットの「暇つぶし」という要素を最大限にまで推し進めたもの、という印象がかなり強いかな。

とりわけコロナ渦のステイホーム以降、オンラインカジノで遊べるオンラインスロットは、「暇つぶし」の場所を見失った多くのパチスロ好きを引き寄せたんじゃないか、とあたしは見ている。

そこに「実機で遊べるオンラインスロットが登場」となれば、パチスロユーザーはいよいよオンラインスロットのトリコになるほかなかっただろう。

スマホがあれば24時間いつでもどこでもスロットが打てるのだから、「暇つぶし重視」のパチスロユーザーがこぞってオンラインスロットに流れるのは当然のことといえる。

「パチンコ4号機時代」は「パチスロ4号機時代」でもあったから、時代と寝た女であるあたしは、もちろんパチスロの機種も相当打ってきている。

今回は、その「暇つぶし」に費やした時間と経験を生かして、実機で打てるオンラインスロットの特徴や、オススメ機種について書いていけたらと考えているよ。

パチスロ好きとオンラインスロットは相性がいい

パチスロ好きとオンラインスロットは相性がいい

「実機で遊べる」ということを抜きにした初期の状態でも、そもそも、パチスロ好きとオンラインスロットの相性は抜群だった。

オンラインカジノが日本人、とくにパチスロユーザーのあいだで流行ったのは、どのオンラインカジノにも「スロット」があったからだ、ということは疑えない。

パチンカーよりパチスロ好きのほうがオンラインカジノにハマりやすかった背景としては、パチスロ好きはそれほど「演出」にこだわったりしなかった、ということが挙げられるように思う。

あたしは、稼げなくなった5号機時代以降はかなり「演出」重視になったから、オンラインスロットのショボいオリジナルキャラとか演出が苦手だったんだけど、パチスロ好きは驚くほど適応力が高かったのを記憶している。

パチスロ好きにとっては「ボタンを押したらリールがまわってくれる」ことと「暇がつぶせる」ことが何より重要で、ほとんど「ジャグラー」と見た目がかわらないオンラインスロットに対して抵抗を抱くことがなかったのは、ある意味当然なのかもしれない。

何よりオンラインスロットは24時間、いつでも打てるというのがヤバい。パチスロ好きとの相性が良すぎて「ただただ暇つぶしをしたいパチスロ勢」にとってはヤバすぎるくらいの要素だとあたしには感じられた。

実機で遊べるオンラインスロットでさらに相性がよくなる

「実機」で遊べるオンラインスロットの登場は、ただでさえ「相性がよすぎる」パチスロ好きとオンラインスロットのむすびつきを、より強めることになったと思う。

スロットにはスロットなりの、「様式」としての美とか、音、演出の魅力がある。

たとえば、シンプルに見えるジャグラーのようなスロットでさえ、ペカる瞬間のGOGOランプの店頭など、「実機」ならではの大体不可能な特徴を持っている。

パチンコ5号機時代以降から現在に欠けて、スロットの「実機」は、「実機」特有の演出を加えていく傾向が出てきた。

パチスロは「演出」の要素でパチンコに寄っていき、パチンコは「暇つぶし」の要素でパチスロに寄っていった、というのが6号機にいたる現在までの流れかもしれない、とあたしは考えている。

現在では、パチスロの実機のほうがパチンコよりも種類が豊富なくらいであり、「ボタンを押してただリールがまわっているだけでも十分」というユーザー以外のパチスロ好きが、実機の数が増えるごとに増えていった、という流れはあるんじゃないかな。

そこにきて「実機で遊べるオンラインスロット」の登場となると、これはヤバい。これは、「実機に魅力を感じているパチスロ好き」にとってはヤバすぎる事態だとしか言いようがない。

実機の導入は、パチンカーであるあたしをオンラインスロットに引き寄せるくらいの大事件だった、とはいえるだろうね。

実機で打てるオンラインスロットのオススメ機種3種

実機で打てるオンラインスロットでオススメの機種としては、「パチスロ北斗の拳 転生の章」「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」「夜蝶飛翔特」の3種を選ばせていただくことにした。

この3機種の選考基準は、以下の通り。

  • 5号機のオススメ機種
  • 4号機のオススメ機種
  • 台湾スロットのオススメ機種

クイーンカジノのオンラインスロットの最大の特徴は、「5号機のスロット」「4号機のスロット」「台湾スロット」の3種類の機種におおまかに分けることができる、というところにある。

「4号機」という言葉を見ただけで体温が上がってしまうようなあたしからすると、まず「4号機のスロット」で遊べる、というのはかなりアツい。

それから、日本人のパチスロ好きからすると「台湾スロット」が打てるというのは、「珍奇性」として注目したい要素ではないかな。

で、「5号機」に関しては、近年のパチスロに慣れた向きには打ちやすく、価値基準の判断もしやすい、という点に魅力がある。

5号機オンラインスロットのオススメ機種

5号機のオススメ機種としては、「パチスロ北斗の拳 転生の章」をオススメしたい。

パチスロの実機といえば「北斗の拳」といったところがあるけども、この台は、個人的にはホールでいちばん夢を見させてもらった機種なので、オンラインスロットで打てるのは単純にうれしい。

スロットの本質は「暇つぶし」にあって「稼ぎ」にはない、と重々承知のあたしでも、「北斗の拳 転生の章」の爆発力には「夢」を見てしまうような魅力がある。

「夢」は叶うこと以上に、見させてもらうことが大事で、特にスロットのような「暇つぶし」は、多少の「夢」がないと作業ゲーになりがち。

そこで、この「北斗の拳 転生の章」は、途方もない「夢」に支えられながら、オンラインスロットを「作業」としてではなく「娯楽」として遊ばせてくれるところに価値があると私は考えている。

あべしシステムが実装されていることもあって、北斗シリーズのなかでもかなり脳汁が出やすいオンラインスロットじゃないかな。

演出は乏しいけども、それを補ってあまりある「楽しさ」が「北斗の拳 転生の章」の魅力かな、と。

4号機オンラインスロットのオススメ機種

「4号機時代おば」号泣不可避の4号機オンラインスロットからは「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」を選んでみた。

これに関しては、完全に「あの懐かしの機種が!」という理由だけで選んでしまったことを白状しておきます。

だって、数ある4号機のスロットのなかから、まさか「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」が採用されてるなんて、想像すらしないじゃない?今年2023年よ?

オンラインスロットで遊べる機種を見てたときに「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」の名前を見たときは、正直目を疑ったわね。

「麻雀物語」とか「いみそーれ」なんかは懐かしくて目頭が熱くなったけど、「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」に関しては、もう爆笑。涙引っ込んで、逆に笑い泣きするレベル。

なんにせよ、オンラインスロットの最大の魅力が、「あのころの機種」で遊べてしまうというノスタルジーにあることは間違いないよね。

あたしも「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」なんて十年以上ぶりに打つんじゃないかしら、と思いながら打ったし、当時の感覚が、まあ、よみがえることよみがえること!

オンラインスロットが今後どういう展開を見せるのかは誰にもわからないけど、少なくとも「シンドバッドアドベンチャーは榎本加奈子でどうですか」が遊べるという段階で「オンラインスロットは成功だった」って言ってもいいんじゃないかと思う。

台湾オンラインスロットのオススメ機種

最後は台湾スロットのオススメ機種ってことで「夜蝶飛翔特」を選んだけど、これに関しては、台湾スロットなら何でもオススメしたい、ってところかな。

「台湾」といえば、「ベトナム」が話題になるまえは、4号機時代のパチスロ好きの聖地みたいな場所だった。

いまは台北市がギャンブル禁止だったりで、状況がわからないけど、「4号機スロットが打てる場所」として、海外渡航してまで台湾にスロットを打ちにいくパチスロ好きは、あたしのまわりにもけっこういた。

で、このオンラインスロットの「台湾スロット」は、その「聖地としての台湾」とは関係なくて、「台湾製のスロットが打てる」ってだけなんだけど、そこは「4号機時代おば」なので、ついつい「台湾」という単語だけに惹かれて1ジャンルとして設定してしまった次第。

とはいえ、この「夜蝶飛翔特」はかなりオモシロイと思う。ここでいうオモシロイというのは「情報がほとんどない」ってことを意味している。

最近の機種は調べればすぐに攻略法が出てきたりするけど、昔はパチンコもスロットもぜんぶ自分で打ってどういう機種なのか判断しなければならなかった。

「台湾スロット」というジャンルは、あのころの「打ちながら学んでいく」という経験がまた味わえるオンラインスロットとなっているのが魅力。

「夜蝶飛翔特」以外の台湾スロットも、日本では遊べない機種だったりするから、オンラインスロットでぜひとも体験し、苦闘しながら特徴や攻略を発見していってほしいと思う。

オンラインスロットではホールと違ったスロットが打てる

オンラインスロットではホールと違ったスロットが打てる

クイーンカジノのオンラインスロットは、懐かしの機種や日本では打てない機種など、ホールとは違ったスロットが打てるのが最大の魅力となっている。

4号機スロットを打つためには海外渡航に行くなどの苦労が必要なことを考えると、家にいながら4号機スロットが打てるのはかなり嬉しいよね。

もちろん、海外でスロットを打つ場合は、根本的に「レート」が違うみたいなことがあるから、完全に家打ちのオンラインスロットで対抗できるわけじゃないけど、気分だけでも「4号機時代」に戻れるのはたまらない。

当時のスロット好きには「なつかしさ」として、最近のスロット好きには「新しさ」として、当時の実機がプレイする人間に対して表情を変えるのが、オンラインスロット。

オンラインスロットを打つことはちょっとした時間旅行でもあるのではないか?などと、「4号機時代おば」のあたしはチョイと感慨深くもなるのだった。

実機で遊べるオンラインパチンコのオススメ機種3選!

実機で遊べるオンラインパチンコのオススメ機種3選!

1992年から2005年は最高の時代だったよね。

この西暦を見ただけで「ピン!」とくる人としか話したくないくらいだ。

そう、1992年から2005年ってのは言わずと知れた「パチンコ4号機時代」のこと。それはパチンコの黄金期。少しでもパチンコをたしなむ人間なら、男女問わずこの時期のことはぜったいに忘れられないはず。

日本経済はバブル崩壊直後だったけど、パチンコ業界はバブル時代に突入していたってんだからちょっと皮肉な話ではあるよね。

もうすっかりおばさんになっちゃったけど、「パチンコの黄金期」はあたしの「女としての黄金期」でもあったわけで、あの頃の名機のことを思い出すと今でも全身に血がたぎるようなアツい感覚がある。

あの頃はパチンコでかなり稼げた時代でもあった。破滅した連中もいたけど、あたしは総合的には「勝ってた」と思うね。

あたしは今でもパチンコを打ち続けているし、たぶん、死ぬまでパチンコをやめないと思う。「4号機時代」の経験がある以上、あたしの意志ではどうにもならない。

あの頃の狂喜はもう味わえないけど、小規模な楽しさはまだまだパチンコに対して感じている。余熱みたいなもんではあっても「パチンコ」への熱はぜんぜん消え去ってないみたい。

結局パチンコに関することはなんだって知りたいし打ちたくなってしまうのが「4号機時代と寝た女」であるあたしの宿命ってとこで、なんだかんだ、6号機までのパチンコも大体打っちゃってるんだよね。

最近はいよいよ「ネットで実機が打てるオンラインパチンコ」にも手を出してしまった。主現場はあくまでホールで打つパチンコだけど、オンラインで打つパチンコもなかなか悪くはないかな、というのが正直なところ。

今回は、長年実機を打ってきた経験をもとに、「オンラインパチンコ」でもそこそこ楽しめる機種を何台か紹介していけたらと思うよ。

実機で遊べるオンラインパチンコってどこにあるの?

実機で遊べるオンラインパチンコってどこにあるの?

「実機で遊べるオンラインパチンコ」はクイーンカジノにある。

サイトを見てもらえば一目瞭然だと思うけど「え?パチンコのホールなの?」って言いたくなるくらいに実機がそろっているのが、このクイーンカジノのオンラインパチンコの特徴だね。

CR海物語4、ぱちんこCR北斗の拳剛掌、CR真・花の慶次2、CRモンスターハンター、CRガールズ&パンツァー、CRアントニオ猪木、CRパチンコ必殺仕事人、CR暗黒騎士呀鎧伝、CRジョーズ再臨etc,etc…パチンコを打つ人間だったらおなじみのタイトルばかりがそろっている。

もちろん、4号機時代を愛したあたしからすると物足りないラインナップでもあるんだけど、20年近い年月、あらゆる機種と寝てきたあたしとしては、いまやどの機種にも愛着があることも確かで、これらの機種がオンラインで遊べるってのは、かなり魅力的だと認めざるをえない。

オンラインパチンコは様々なオンカジに続々導入されている

クイーンカジノはいち早くオンラインパチンコ(実機)の導入をしたから有名だけど、最近になって続々と他のオンラインカジノも導入を始めてる。

4号機のパチンコが遊べるオンラインカジノ特集があったから、これを参考にするといいよ。今のとこのオンラインパチンコ導入カジノは網羅されてるっぽい。助かる!

少なくとも実機で遊ぶシステムを提供しているプロバイダは同じっぽいから、実質どこのオンカジでプレイしても同じだろうけど、囲ってる台の数が違う可能性があるよね。

特に人気の4号機は席がほぼいつも埋まるくらいだろうから台が多いに越したことはないよね~。

オンラインパチンコになってもまだ並ばないと遊べないとかどんな拷問?って感じだから、老舗とか大手のオンラインカジノでパチンコするのがおすすめだね。

オンラインカジノで実機が遊べること自体が革新的

オンラインカジノに詳しくない人も多いかもしれないから言っておくと、「実機で遊べるオンラインパチンコ」がオンラインカジノに導入されているってことは、じつは「ありそうでなかった」ことで、これはかなり「革新的なこと」なんだよね。

オンラインカジノはどこでも一応「スロット」が用意されてるんだけど、その「スロット」は、オンラインカジノがオリジナルで作ったスロットなわけ。

オンラインカジノのスロットは、実機に慣れている人間からすると演出も乏しいしそれほど射幸心も煽られない仕組みになってる場合がほとんど。そもそも、ぜんぶ「スロット」だからパチンコですらないしね。

あたしがオンラインカジノにそれほどハマらなかったのは、オンラインカジノオリジナルのキャラクターや演出の珍妙なスロットにあまり惹かれなかったからなんだけど、「実機で遊べるオンラインパチンコ」の登場はそれを完全にくつがえした形になる。

クイーンカジノの「オンラインパチンコ」は、パチンコ20年選手のあたしでもちゃんと納得できるようなクオリティでパチンコが打てるところに魅力があるといえる。

実機で打てるオンラインパチンコのオススメ機種3選!

実機で打てるオンラインパチンコからオススメを3つ選ぶなら、「CRスーパー海物語IN JAPAN 金富士」「ぱちんこCR蒼天の拳」「CRガールズ&パンツァー」になるかな。

この3つの機種は、「勝てるかどうか」という理由ではなくて、それぞれ

  • オンラインパチンコで実機が打てること自体の喜びが味わえる機種
  • オンラインパチンコで効率的に遊べる機種
  • オンラインパチンコでも変わらず名機と呼べる機種

という理由で選んでみたよ。

正直なところ、4号機時代の「勝ち」に慣れているあたしからすると、「勝てるかどうか」というのはもうパチンコを選ぶときの理由からは外れてしまう傾向にある。

ホールで打つ生身のパチンコであっても、もう5号機以降から6号機時代になってからは「勝てるかどうか」ではもう選んでないワケで、シビアな見方かもしれないけどオンラインパチンコもその評価基準からは逃れることはできない。

そもそも、「勝てるかどうか」なんてのは、機種に左右されるんじゃなくて、こっちの「天命」だとか日頃の「徳の積み方」なんかに左右されるものだから、機種の良し悪しに責任転嫁することはできないよね。

あくまで機種あっての自分。パチンコは「打たせていただく」という姿勢。機種ファーストであったことが20年選手であれた秘訣かもしれない。

実機をオンラインで打てる喜びを味わう機種

まず、「オンラインパチンコで実機が打てること自体の喜びが味わえる機種」ということで「CRスーパー海物語IN JAPAN金富士」は外せない。

やっぱり「海物語シリーズ」ってのは「魚群」に代表される「パチンコ演出」の醍醐味が詰まってる機種だと思うんだよね。

クイーンカジノには、「海物語4」もあるからどっちを選んでもよかったんだけど、演出の豪華絢爛さで「CRスーパー海物語IN JAPAN金富士」を選んだって感じかな。

あたしが基本的にオンラインカジノのスロットを認めてないのは、演出が弱すぎて「脳汁」が出ないからなんだけど、「実機で打てるオンラインパチンコ」は、そこの不満を解消してくれたことに最大の意味がある。

だから、オススメの機種の選考基準として「実機で打てる喜びが最大限に詰まっている」は重要だし、「CRスーパー海物語IN JAPAN金富士」が選ばれるのは当然だと思う。

もちろん、「CRスーパー海物語IN JAPAN金富士」は演出だけの機種じゃなくて、スペック性能や安定度、連チャンの確率なんかも込みで、めちゃくちゃバランスがいい良台であることも折り紙付き。

ワリンちゃんの演歌演出、『ふたりの海物語は、あたしがもっとも愛する音楽のうちのひとつで、演歌ラウンドに突入しようものなら脳汁垂れ流しながら号泣もしちゃうよね。

オンラインパチンコで効率的に遊べる機種

「勝てるかどうか」は理由にならないといったものの、「コンスタントに勝てて長く打てる」という点で、「ぱちんこCR蒼天の拳」はオンラインパチンコでも効率的に遊べる機種だと思う。

この機種は、あくまで「小規模な勝ち」が続くのがポイントで、大勝利を期待している向きには物足りないかもしれない。

パチンコの醍醐味の一つとして「勝ちと負けがトントン」くらいになる機種をダラダラ打つってのがあるけど、「ぱちんこCR蒼天の拳」はスペック性能的にも安定度的にも、それがのぞめる機種。

もちろん、個人差はあると思う。あたしは「ぱちんこCR蒼天の拳」で大勝利は期待しないけど、ハマる人はどでかい当たりに恵まれたりするし負ける人は豪快に負けたりもする。

まあでも、基本的には「長く、それなりに楽しく、効率的に打てる良台」という評価が、パチンコ打ちのあいだでもある程度は定まっているんじゃないかな。もちろん、演出も○

数あるパチンコのなかから「ぱちんこCR蒼天の拳」をオンラインパチンコに導入したクイーンカジノには「なかなかやるね!」と言ってあげたい。

オンラインパチンコでも名機と呼べる機種

最後に「オンラインパチンコでも名機は名機」ってことを証明する機種として「CRガールズ&パンツァー」を選んでみた。

これは生身のパチンコのときもそうだったけど、クイーンカジノのオンラインパチンコの機種をザっと遊んでみて、結局「CRガールズ&パンツァー」に落ち着くということはあると思う。

あたしみたいな「4号機時代の亡霊」タイプのパチンコ打ちには酷評されたこともある機種だけど、「いまのパチンコの状況から振り返ってみると意外といい機種だったよね」という感じで、時間をかけて評価が変わっていったのがガルパンじゃないかな。

「勝てるかどうか」は重要じゃない、とは言ったけれど、この機種は連チャンも多少は期待できるから「勝ちたい人」にもオススメできる。

ちなみに、「CRガールズ&パンツァー」は1つ目と2つ目の選考理由もふくんでるのがミソかな。戦車演出もウケるし、効率的に遊べもするから、かなりバランスがいい機種。

機種ファーストの立場からすると「機種に貴賤ナシ」と言いたい気持ちもあるけど、そこはやっぱり「名機は名機」ってことで、オンラインパチンコも名機で遊ぶにこしたことはないと思う。

オンラインパチンコは演出と効率で好みの機種を選ぼう

オンラインパチンコは演出と効率で好みの機種を選ぼう

実機で遊べるオンラインパチンコは、「演出」と「効率」で選んで、最後は「相性」っていうのが一応の結論かな。

「結局相性かよ」って思われるかもしれないけど、パチンコの機種とのかかわりが体との相性でしかないのも事実。

あたしにとっては最高の機種でも、ある人にとっては「クソ台」なんてことがザラにあるのがパチンコだから、こればかりは自分で打って「相性」を確認したり、天恵を待つしかない。

あたしが「機種ファースト」になったのも「自分が機種を選んでいるというより、機種に選ばれている」という感覚があるから。

「勝つぞ!」という強すぎる気持ちは機種に見抜かれて、機種に嫌われる可能性さえある。

機種に対する「勝つ」という気持ちを極力おさえた状態で、「機種に愛される瞬間」を待ちながら台を選ぶのが、オンラインパチンコの台選びでも重要な態度になってくると思う。